青森にいたとき、それは小学校高学年のころです。5年生のときの林間学校(遠足?)で、八甲田山の十和田湖よりのところにある蔦(つた)温泉に泊まった。古くからあるところのようで、やたら広く、長い階段が続いていたのを記憶している。

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一泊だったはずだ。そこに泊まる日か、泊まり終えた日に、十和田湖近くの奥入瀬渓流を散策した。銚子大滝という横長で荘厳な滝が目的地だったと思う。その途上、水辺に生える草が私たちの目を引いた。草というと、ある程度重力にしたがって垂れたり、反ったりするものだと思っていた。しかし、そこに生えていたのは、ぴんと天を衝くように尖って屹立した草だったのだ。 なにもかもが笑いの種になる年ごろだ。しかも、学校外の集団活動なので余計におもしろがる。だから、その直立した草を見て、笑った。周りにいた男子みんなで笑った。そこは散策路なので、草木の名前がわかるように札がつけられていた。トクサと書いてある。誰かが「トクサだって」といって、みんなトクサの名を覚えて、また笑った。

それから、十数年の月日が経った。それを歌にしてみた。

余りにもますぐに生(お)ふる木賊(とくさ)みて小学生のわれら笑ひき

これが『望星』2月号の「望星歌壇」で特選に入った。去年の12月から、三ヶ月連続で掲載されたが、特選は初めてだ。特選は3首までだが、3首目に置かれている。日高堯子さんの評には、「なにかユーモアを感じた」とある。

掲載を知り、しばらくすると『望星』を発行している東海教育研究所から封筒が届いた。そこには、特選おめでとうございます、とあった。おまけにハガキ5枚がつけられていた。短歌を新聞や雑誌に投稿しているので、ハガキはたいへんありがたい品だ。

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特選には選ばれましたが、一首目として選ばれるように、もっと腕を磨いていきたいと思います。

毎週水曜更新、他の曜日もたまに書きます